Last Updated on 2022年7月23日 by maco
介護保険の認定調査が来てから1か月。要支援2の通知
6/1に介護保険の認定調査が入り、そこから約1か月弱。
ようやく母のもとに、自治体から封筒が届きました。
介護保険の認定です。
封筒を開けてみると…「要支援2」とありました。
母は80歳ですが、まだまだ元気で、要介護はムリですが要支援にも当たらないのでは。
「総合事業対象者」なのでは、と思っていただけに、それより重い認定に驚きもありました。
本人も私も「きっとまだ大丈夫」と思っている間に、徐々に老いは忍び寄っているのでしょう。
(要介護の認定調査、総合事業対象者に関しては以下の記事へ。↓)
(出典:ニチイの介護サイト)
介護保険の申請から認定までの実際は?
介護保険の申請から認定までにかかった時間。以下は実際の母のケースです。
認定の時間は1か月半と聞いていましたが、きっとできるだけ早く、認定を急いでくれたのだと思いました。(わからないですけど…)
思ったより早く通知が届いた印象です。本当にありがとうございました。
これで、介護保険を使って、自己負担少なくデイサービスが受けられるようになります。
介護申請 | 包括支援センターで介護保険の相談。
介護家族である私が申請書類作成。 ※通院している病院の先生の連絡先、最近通院した日にちも記入する必要あり |
5/22 |
---|---|---|
調査日の日程打診 | 事前に訪問日時の相談の連絡あり。 | |
介護認定調査 | 当日は、自治体の担当者、包括支援センターの方と2名が来て1時間あまり。本人のインタビュー、調査、家族への確認など。 | 6/1 |
介護認定 | 介護等級が明記された介護保険証が届いて、介護認定となる。
届き次第、希望するリハビリ施設に連絡すれば、通所がスタートできるようになる。 |
6/26 (認定調査から1か月~1か月半) |
ここから何をする?母はリハビリデイサービスを選んだ
介護保険を使って、私が母にやってもらいたかったこと。
それは、できるだけ人と接しながら、老いのスピードを緩くする、ボケを防止すること。
しかし母はまだ元気な気持ちがあり、80歳ですが、自分を老人っぽいとは思っていません。
そんなとき、自分より年上のおじいちゃん、おばあちゃんがゆっくり過ごしているような、比較的ゆるい「デイサービスに」と言おうものならきっと抵抗あるだろう。
なんとか、自分では元気だという母に合うサービスはないのだろうか。
いろいろ探して見つけたのが、「リハビリ専門のデイサービス」という選択肢です。
リハビリ専門のデイサービスとは?
リハビリ専門のデイサービスは、1日3時間のショートプログラム。
マシントレーニングを使った機能訓練
リズム体操
ストレッチ など…
このようなプログラムが織り込まれているデイサービスです。
しかもありがたいのは送迎付き。
リハビリのデイサービスにもいくつか種類があるようで、
「マシントレーニングをやるところ」
「ヨガ的要素が強く、マシントレーニングは少しだけ取り入れているところ」
などと、いろいろ特色が違いそうです。
男性だったら、もしかして器械を使ったいわゆる「ザ・リハビリ」というデイサービスのほうが、抵抗が少ないかもしれませんね。
母は、いかつい器械はあまり好きではないだろうと思い、ヨガ的なところを探してみました。
このリハビリのデイサービスですが…
なにより、「デイサービスでお遊びみたいなのは、まだ自分には早いから行きたくない」という方には、デイサービスの登竜門(?)としていいのではないかと思います。
名称は「デイサービス」ですが、実際は、イメージしていたデイサービスというより「健康体操の場所」といった雰囲気。
見学に行った感想は…「運動量が半端ない!」
介護保険を申請中に、私と母は、家の近所に見つけた、ヨガの要素を取り入れた、リハビリ専門のデイサービスに一緒に見学に行きました。
それがとても人気の施設だったようで。
平日の午前、午後に3時間ずつプログラムがあるのですが、半分以上の時間が定員いっぱいで、特に午後の部はキャンセル待ちだそうです。
(場所にもよると思いますが、人気のデイサービスは混んでいる可能性があるので、見学は、介護保険申請中の早めに行くことをおすすめします!)
見学に到着すると、すでにプログラムが始まっている最中。
少し広めの集会所みたいなところに椅子が置いてあります。
いくつかのグループに分かれて、それぞれが椅子に座ってストレッチをするという感じ。
70代の方から、中には90代後半のおばあちゃんもいました。
私の感想…「すごい運動量!」
とにかくみなさん、お元気。そしてよく動く!
チューブを使ったストレッチや、椅子に座って小さなペダルをこいだり、歩行訓練をしたり…。
私も絶対疲れてしまうわ!と思うほど、運動していらっしゃいました。
私も母も、お試しで横の座席に座って挑戦しましたが、私はすぐに疲れてしまいました。。。
[chat face=”profile.png” name=”” align=”left” border=”red” bg=”red” style=””]そうです…本当は介護予防が必要なのは私かもしれないのです…わかってます…。[/chat]
これはムリ…という気持ちで、「お母さん…できそう?」と母をのぞき込むと
「うん、ぜひやってみたい!♡」とのこと。
また、個人的にいいなと思ったのは、家族(私)が母についての日誌みたいなのを書いて渡さなくてよいところ。(このデイサービスだけかもしれません)
元気な方が多いからでしょうね。日々の日誌は、参加する母が書く形なのだそうです。
見送りも必要なく、母が家の前に出れば車で拾っていってくれるそう。
[chat face=”profile.png” name=”” align=”left” border=”red” bg=”red” style=””]私がうっかり居眠りして見送りに間に合わなくても大丈夫そうです![/chat]
母は、
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” border=”red” bg=”none” style=””]こんなよいところ、見つけてくれて本当にうれしい、ありがとう!あなたのおかげ![/chat]と言ってくれました。
母は母で、自分の居場所を探していたのでしょう。
「なんで私が介護保険なんて使わなくちゃいけないの」という気持ちから、「早く始めたいわ。通知来ないかしら」に変わっていったのです。
休校中の子供たちを思い出すと、「出かけないのは楽だけど、やっぱり友達と話せないのはさみしい」ということ。
きっと大人も、そしてきっとシニアもそうですね。
母の再始動は目前。お母さん、がんばって!
介護保険の認定を受けて、母が参加したいと言っていたリハビリのデイサービスに連絡をしました。
デイサービスから、地域包括支援センターに連絡を入れてくれ、今週中にケアマネージャーが再度、母の家に来訪予定。
具体的に、サービスの利用開始日が決まります。
[chat face=”profile.png” name=”” align=”left” border=”red” bg=”red” style=””]子供の学校も再開しました。母の学校(!)もようやく始まります。[/chat]
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