Last Updated on 2022年9月8日 by maco
認知症の母の介護を、夫は手伝ってくれませんがなにか(笑)。
要介護2、アルツハイマー型認知症の実母と二世帯同居中のマコです。
実は、私は母がアルツハイマー型認知症と診断されていることを、夫には話していません。
それはなぜなのか、を今回お話したいと思います。
夫に母の認知症は言わない。言っても私が嫌な思いをするだけだから
人には「家族(自分の夫)なんだから、大事なことは言うのが普通でしょう!」と思われるかもしれませんよね。
でも私は絶対に夫には言いません。
うちのドケチ夫は私の味方ではないからです。
うちの夫は、何度も何度も、何度も何度も自分が思ったことを私に言う、しつこいタイプ。
そして自分のことだけを構ってほしい「かまちょ」なんです。
ヤツは最近、毎日のように「お前の母親はもう施設に入れろ」と言ってきます。
その理由は2つあります。
もし今、私の母が「アルツハイマー型認知症だ」と言ったなら、彼は有無を言わせず施設入所させようとするでしょう。
でも施設入所のためには、折り合いの悪い兄弟と話をしないといけないし、入れたら私は会いに行くのが手間になる。
楽になるかもしれないけれど、今の私には大変なことも見えています。
私自身、結構疲れているし毎日余裕はないし、母を施設に入れるなんてことを考えたり行動したりするのさえ面倒です。
問題は日々起こるけれど、私はまだなんとか母をこの家でみられる。
もし母を施設に入れたら、今度は義母の介護をさせられる…。(こちらもパーキンソン病+要介護3です)
負担は軽くなるのか…いや重くなるでしょ…ww
なので、夫には母がアルツハイマー型認知症だとは言わないことに決めています。
毎日こうるさく「教育的指導」してくる夫が嫌でたまらないんですw
夫に話したら私が嫌な思いをするし、夫に言ったところで、私を手伝ったり労わったりするはずないし。
施設、施設とプレッシャーをかける回数が増えるだけ。
プラスどころかマイナスだらけの告知になることが分かっているので、私は夫には母の病状は話しません。
ちなみに、母の介護のために迷惑をかけている子どもたちには、母が認知症だということを伝えています。
ただ、「こういう理由からパパには言わないでね」と言ってあります。
もちろん、母が私の手に負えなくなったときは、施設入居は考えつつ、の今です。
認知症の母と子どもとを比べたら、私は子どもを見ることが優先事項だと思っているから。
(大きくなってきたけど、理由があり、まだ手がかかるのです)
夫は育児を全く手伝ってこなかった。許せないエピソード
夫は私と結婚するとき、「一人暮らしが長いので、なんでもできます」と言ったくせに、何もしないで来た。
子どもを授かってからも、「俺が手伝わないと」と言いながら、全く手伝ってはくれませんでした。
(今、私が介護している実母も、育児には全く関与してくれませんでした。)
口だけの男はもう一切信用しておりません!
例えば夫が育児をやってくれなかったエピソードをちょっとだけお話しますと…。
また、こんなこともありました。
私がどんなに困っても「お前がやれ」と言い放ち、何も助けてくれなかった夫。
そのせいで「離婚じゃ~!!!」と叫んだ回数は、もう2桁を超えています。
ワンオペが通常進行の私が到達した境地
期待したら裏切られる。
期待しても結局誰も助けてくれない。
そんな考え方が頭に染みついてしまった私。
私は結婚して20年あまり、彼にも母にも期待するのをはなからやめ、すべてワンオペで回してきました。
「何か問題が起こったら、自分だけの頭で考え、ときにはネットをググる。
必死に考えて自分自身が最善と思ったことを実行し、なんとかピンチを乗り切る」
頼れるのは自分だけ。
今の介護生活にも、この精神は生きています。
夫自身は家事も育児も一切手伝ってくれなかった。
ずっとワンオペだったことを、私は今でも恨みに思ってます。
だから、もう私は介護のことや母の今後は私が自分で決める。
夫には相談しないと決めたんです。
介護で困ったとき、どうしようと不安になるときは私にもあります。
その時頼るのは、すべて外の人です。
ケアマネ、ドクター、デイホームの人。
「遠くの親戚より近くの他人」と言う言葉がありますが…。
私は「近くの親戚」より「近くの他人」を頼っています。
家族なんだから、家の中の問題は全部知っていて当然!
家族に隠し事はするべきではない!
そんな声が聞こえてきそうですよね。
でも私は自分の経験から「助けてくれる夫なら相談してよいが、言うと後悔する夫もいる」と思ってます。
ドケチ夫は「まだ」家族の一員ではありますけれど、私のサポーターではありません。
もういいんです。
「なんでやってくれないの!なんでわかってくれないの!」と夫に怒るのはとうに卒業しました。
その代わり「あなたと義母の老後をみるかどうかは、あくまで私の気持ちとキャパ次第」
この冷ややかなスタンスで、これからもやっていこうと思っています。
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