介護

アポ電詐欺が身近に迫ってきて恐怖だった話(3)被害を防止するためにすべきこと

アポ電詐欺の実体験から考える…予防のためには何をすべき?

アポ電詐欺電話を母が受けた実体験から、いろいろ考えます。

3回目の今回は最終回。

被害に遭わないためにはどうすべきなのか?

結論としては

 ネット世代の私たちが、たえず新しい情報を入れて、注意をするべき

 今すぐ固定電話を解約すべき

そのためには、老親に携帯に慣れてもらうしかありませんよね…

うちの親など、スマホを使うことに抵抗があるので、難しい問題です。

 

\ これまでの経緯はこちらから /

 

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  • 17:00
    悪者からの電話
    母がひとりで対応
  • 18:00
    詐欺に気づいて通報
    階下に降りた私が気づき、警察に通報
  • 18:45
    警察①が来る
    刑事が2人来訪
  • 20:30
    警察②が来る
    別の警察官2人が来訪

二人組の刑事が帰ったあと、さらに警察の生活安全課から電話が入ります。

警察
警察
あの、さらにお忙しくしてしまって申し訳ないのですが、もう一度、ちょっとお邪魔してお話したいことがあります
この段階まで、私は食事も作れずにいたわけなので、1階の母も2階の私の家族も、お腹ペコペコです!!( ;∀;)

しかし、気にしてくれていることはありがたいし…。

適当にごはん作って出して、私は食べる間もなく…また階下に降りていき、2回目の警察官と話をします。

 

来てくれたのは、制服姿のおじさん警察官二人でした。

初めて、本物の警察手帳を見せてくれました!

(しかし刑事ドラマで、警察手帳を見飽きてるから、見せられたって、本物か偽物かも、実はわかんないもんよね…(笑)

2回目のおじさん警察官がやってくれたこと

このおじさんたちがやってくれたことは、主に以下の3つ。

① 電話機(fax)に、「この通話を録音します」という機能が備わった自動通話録音機を設置してくれた。

② 母の思い込みや、誤認識を改めること。

③ 固定電話を今すぐ解約すべき、という話。

最初の二人の刑事は、緊急対応班。

次の二人は、今後含めた2週間スパンでのアドバイス担当。

…という分けがあるように感じました。

①「この通話を録音します」という器械の取り付け

やらないとやらないと、とは思いながらも、手付かずでいた「自動通話録音機」。

私の住む自治体では、アポ電詐欺の防止のために数千個確保し、希望者に無料貸し出しをしてくれているのを知っていました。

でも、きっと母はまだ大丈夫だろうと、後回しになっていたんです。

それを、今回、警察官が、今あるFAX付き電話機に取り付けてくれました。

(無償貸与で、必要なくなったら返却することになります)

ちなみに、母の家で使い続けていたのはFAX付き電話機で、昔のタイプ(15年ほど昔から使っているもの)

詐欺電話防止機能付きの新しいFAXにしたいと思っていたのですが、

機械を新しくしてしまうことで、母が電話機の使い方がわからなくなるとつらいかな。

とか、

FAX付き電話機に3万、4万の出費は、正直痛い。

と思って、後手に回っていましたが、今回そこを突かれました。

新しい電話機に取り換えなくても、今回、設置した「詐欺防止用 自動通話録音機」を電話線に挟むことで、応急対応はできます。

今はさまざまな自治体で、この手の機械の無料貸与をやっていたりするので、ご自身の自治体で聞いてみてもよいかも。

※しかし、録音が開始する前に着信音が鳴ってしまうので、メッセージが流れる前に、老親が電話に出てしまう、という危険もあります。

このような「振込め詐欺見張り隊」という器械があって、テレビでも紹介されていました。

迷惑電話撃退機能付きの電話は、「この電話を録音します」の前に着信音が鳴ってしまい、その段階で老親が電話を取ってしまう危険性があることも。

こちらは、メッセージが流れている間に犯人が電話を切れば、着信音が鳴らないところが良い点!


 

※今、販売されている新しい電話機には、迷惑電話防止機能が搭載されているものも多いので、新しく購入する場合は、機能を細かくチェックしましょう!

詐欺グループの犯人は、声を録音されて証拠となるのを恐れている。

そのため、「この通話を録音します」というテープが流れたとたん、電話を切ってしまう。

そこが狙い!なのです。

②母の思い込みや、誤認識を改めること

母は、この段階でも、まだ私の息子・マコ太郎が、変な電話をしてきたのだ、と思い込んでいました。

しかし、二組目の警察官のおじさんが、その認識間違いを母に丁寧に話してくれました。

警察官
警察官
うちの自治体でも、このアポ電詐欺で、数億円の被害額が出ています。

もはや特別な犯罪ではないので、本当に注意が必要ですよ。

すると母が叫びだしました。

母
もっとマコ太郎が、話しに来てくれればいいのよ!

いつもいつも話していれば、こんなことにはならないのに…!!

あーーーー

そうなのよね。マコ太郎も最近、青春に忙しくて、あんまり母と話すこともないからね。

その不満も母の中にくすぶっているのでしょうね。

と、そのとき警察官がこんな話を。

警察官
警察官
お孫さんのいろんな情報を、お母さんが持っているのも、実は危険なんですよ。

犯人の手口はどんどん巧妙化しており、アポ電の前に、警察官や市役所の職員を装って、1度、被害者に電話をして、個人情報を根掘り葉掘り聞きだす場合もあるんです。

つまり、事前にお孫さんの名前や職業、特徴などを聞いておいて、その段階ではすぐに電話を切る。

その次に、アポ電の電話をするときに、あたかも孫本人であるように、事前情報をもとにして被害者を騙していくんです。

だから、お母さんとお孫さんがたくさん話をしているからといって、それが裏目に出ることも十分ありえます。

…!なにそれ怖い!!!(@_@。

今まで、常日頃から子供や孫が老親と話をしていれば、問題は避けられる、と思っていませんでしたか?

そんな簡単な話ではなくなっているような気が、今回しました。

③「固定電話を解約してください」

そして警察官はこう続けました。

警察官
警察官
できれば、この際、固定電話を解約してください。

以後、お母さんは携帯電話を使うようにしてもらいたいです。

固定電話は、昔のタウンページなどに番号とともに住所が載っていることもあり、住所の特定が比較的しやすいので本当に危険です。

お嬢さん(私ね)、解約、お願いできますか?

はい…(としか言えまへんがな…)

しかし、母も、ガラケーからシルバー向けスマホに変えることさえも抵抗あり、ガラケーから掛けられる電話番号は娘の私だけ。

どこかに電話をする場合は、使い慣れた固定電話機しかかけられないのです。

固定電話を解約していいものだろうか…

ずっと悩んでおり、警察官が帰ったあとも、「警察官が付けてくれた『通話を録音します』の機械があればなんとかいいのでは?」と思ったの。

なので、それからしばらくたっても、まだ固定電話を解約はしていませんでした。

ところがその後、以下のとおり、しぶしぶ解約作業をすることになります。

2週間後、母の固定電話に、警察から電話が入ったようです。

そして、その直後、今度は私のスマホにも電話が入りました。

おじさん警察官「娘さんですか?

今、お母さんの固定電話に電話しましたが、留守番電話に入る前に、お母さんは電話を取られましたよ。

このままではダメです。

至急、固定電話を解約してください。

( ;∀;)お母さんやめてよ…。

階下に降りていくと、母は「警察から電話がきたよ!」と笑顔で報告してくれました。

どうやら、今まで使ったことがなかった、留守番電話のランプが見慣れないため、勝手に押して留守電を解除していたようです。

ニセの警察だったらアウトですよね?

もうダメだと、すぐに解約…しました。

NTTのお客様センターは繋がりにくいし、NTTから0088へ、そこから光電話へと、昔私が全部変更に変更を重ねていたようで…。

さらに、登録したときの連絡先に設定した、私の携帯番号も、もう今は使っていない古い番号で…。

固定電話の解約もエライ大変な作業でした!!( ;∀;)

親戚の家から1週間で母は帰宅することに。

警察のほうでも、その日以降、時々、家の周囲に見回りをしてくれていたようで、そのたびに「見回りました」というメモが扉のところに挟まれていて、心強かったです。

また、警察からは、2週間、大事をとって、母は家を留守にするようにと言われていたのですが…

核家族化が進む、都会の親戚の家も手狭でした。

2週間という長い期間、母を同居させるのは難しかったようです。

で、当初の半分の長さである1週間で、居づらさを感じた母は自宅に戻ってきました。

(この段階でおじさん警察官に電話をし、「当初より短く家に戻ることになったけれど、周囲に不振な人間や車はいなくて大丈夫そうだ」と伝えました)

その間、私は警察からの指示で、家の周りに不振な車両が停まっていないかを常に注意していました。

まとめ


今回のことで、何をどうすればいいのでしょう。

私が今、考えるポイントですが…

① 老親が、自分だけで誰かにお金を払える状況にしておかない

② 住所もバレそうな昔ながらの固定電話を解約する

③ 不審な人から親が狙われていないか、言動に気を配る

このあたりだろうか?と思います。

しかし…老親が

① 一人で住んでいる

② 素直(人を疑わないでかかる)

③ 自分ひとりの頭で考えを完結してしまいがち

などの、騙されやすいタイプであった場合、予防は本当に難しいですよね…。

それで、すべての決断権を親から奪ってしまった場合、今度は無気力になったり、何も自分でできなくなってしまうことのマイナスもあり得ます。

正直、私もまだ、母に起こるであろう、今後の同じような詐欺を未然に防げる、絶対的な自信もないのです…。(ノД`)・゜・。

犯罪は絶えず進化していて、私たちには追い付けていないような気がします。

こうしてインターネットを駆使できる私たち世代が、常に新しい犯罪の危険性を把握、認識して、老親を啓蒙することが大事かなと思っています。

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私が日中、用事で外出すると、帰ってきてから夫がうるさい。

かわいかったら、やってあげる気にもなるけど…

かわいくないし、思いやりもないし、ブッブーですよ…

かわいい老人でいることが、老後の幸せにつながるのにね!

もう、とき遅し。

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ほぼ50歳になるマコです。若いときに比べて体力も落ち、体の線も変わると、選びたいファッションも変わるし… アラフィフになって思うことを書き綴っています。ダム好き。刑事ドラマ好き。千葉雄大好き。