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【介護】親に料理を作り置き…私の体験談(2)たくさんの道を持つこと

Last Updated on 2022年7月23日 by maco

目次

親に出す料理、私の作り置きだけにしたくない

料理をしなくなってきた親に、手作りの料理を作ってあげること。

もちろんこれは、とても素敵な姿だと思っているし、私もできることならそうしたいです。

でも、料理って私にとっては「簡単なこと」では全然なくて…

夫がいろいろと注文なりケチなりをつけてくるため、どんどん料理することが嫌いになってきました。

そのうえ母の料理まで毎日?となると、すごく重い。

「私だけが頑張ることで維持できる状態」。

これは絶対に避けたいことです。

疲れても、誰かが自分に乗っかっていたら、逃げられなくなります。

介護は、いつ終わるかわからない長い道のり。

最初から自分だけが頑張らなくてはいけない体制なんて、絶対続くはずありません!

人間は全部違い、いろんなケースがある

介護する側、される側。すべて違う人間です。

できることも違うし、キャパも違うし、食べたいものも違うし、望む関係性も違う。

これを「こうあるべき」と決めつけることで、無理が生じると思っています。

実は私は、これまで、いろんなケースの高齢家族の介護を見てきました。

いろんなことがありました。

1)火にかけていたのを忘れて、ぼやになりかける

ひとりの祖母は、一人暮らしが長かったのですが、高齢になって施設に入りました。

施設に入る直前、コトコトとリンゴを煮ながら、火をつけっぱなしで美容室に出かけてしまったのです。

その時同居していた父だったか私だったかが、焦げている行平鍋を見つけて急いで火を止めて…。

本当にすんでのところで火事にならずに済みましたが…。

その時思ったのは、「料理できると思っているが本当はできない老人に、火を使わせるのは危険」ということでした。

2)料理に注文が多い

もうひとりの祖母は、とてもしっかりしていた人。

母が世話をしていました。

できるだけ人に頼らず、すべてひとりでやるという自立心を持った人。

そして、わがままでもありました。

それが長生きの大きな秘訣でもありましたが、「これは食べる」「これは食べない」というのは度が過ぎるとつらくなります。

そして、自分の料理が否定されているように感じてしまうと、やっぱり作る気を失ってしまいます。

母は大変そうでした。

3)宅配の食事に飽きてしまう

去年亡くなった父は、食事にこだわりの強い人で、「健康でいたい」という気持ちも人一倍強いタイプ。

母ももちろん、料理を作ってはいたのですが…

「もっといろんな栄養を取りたい」と、自ら宅配弁当を依頼し、ある時期はそのお弁当を食べて過ごしていました。

(注文していた当時は、介護保険を使って、自己負担少なく頼めたのです。)

ところが。

黒塗りのお弁当箱に入って、すごく豪華なお弁当だったのですが、すぐ飽きてしまったのです。

「揚げ物とか、似たような味付けの似たようなおかずばかり」とぼやいていました。

途中から母にあげたり、残りを冷蔵したり、冷凍したりと…

家の冷蔵庫に、食べたくないおかず、食べきれないおかずがあふれていきました。

毎食お弁当を注文すれば、介護する側は栄養も取ってくれるからと、楽ではあるのですが…、最初は喜んで食べていたとしても、高齢者は途中から食べなくなってしまうケースがあると思ったのです

手作りがよいのはわかってるけど、別の道も持ちたい

こうして、私自身が介護をメインでするわけではない高齢者を何人も見送ってきて…今回、母の介護は、まだ始まったばかり。

いわゆる”さわり”の段階だと思っています。

「できるだけ料理をしてくれたらいい」と思いながらも、火事を出したらその瞬間に終わり。とも思っています。

なので、私の中では、自分をできるだけ追い込まないように、ハイブリッドでいろいろなものを組み合わせることが大事なのでは、と考えているのが次の表です。

ケアする自分を追い込まない食事提供バリエ

手作りおかず作り置き 手作りのおかずを渡す方法で、週3回ほどはそれを食べてもらえればいい。

最初から毎日全部を作って渡すことをルーティーン化してしまうと、疲れたり仕事が忙しくて作れなかったときに「今週のおかずは、いつもらえるの」なんてなると、余計に自分が追い詰められる。

だから、ほかの方法で乗り切ってもらう日も入れておくことが必要ではないかと思っています。

宅配弁当を頼む 週1回でも週2回でも、高齢者向け宅配弁当を食べてもらう日を作ってもよいかと思う。

自治体や、包括支援センター、ケアマネージャーが業者を教えてくれたりするから、そこに依頼してもいい。

毎日なら飽きるだろうけれど、週1回、週2回なら食べてくれるのでは。

チンするだけのおかずを冷蔵庫に準備してもらう 雨が続いたとき、なかなか外に出られないとき。

家にあるもので食べてもらえるよう、電子レンジで、チンするだけのおかずを準備しておく。

レトルトのカレーやパスタソース、日持ちのするおでんなど。

これは、災害時の食材ストックにも通じるものがあるような気がしてる。

パスタは、レンジでチンするケースの使い方を教えてもよいかも(火を使わせないために)。

冷凍のお弁当を注文する 高齢者が増えてきているので、高齢者向けの健康的な宅配お弁当サービスもバリエーションが増えている。

ここでいうのは、作り立てを配達してくれる仕出し弁当ではなく、冷凍のまま送られてくる冷凍のお弁当

気を付けなくてはいけないのは、これを食べないで置いておくことで、知らぬ間に冷凍庫がいっぱいになる危険性があるということ。

自分で近くのテイクアウトを注文してもらう おうち時間の増大で、各飲食店も積極的にテイクアウトメニューを打ち出しているので、それを利用してもらう。

自分で歩いていけるなら散歩にもなるし、宅配弁当とは違って本当に「美味しい味」に出会える楽しみもある。

雨の日に困るだろうということ、また頻繁になると金額もかさむ。

ホットクック(自動調理鍋)を使う 何人かの友達から、「忙しいワーママが使っているホットクック(自動調理鍋)はどう?高齢者にもいいかも」と勧められました。

全く考えていなかった選択肢だったので、ちょっと検討していきたいと思います。ありがとう!!

n常に親の変化を見守っていこう

これで対応できなくなると、きっと施設に入ってもらうか、同居してすべてを家族とともに見るしかなくなる気がしています。

また、本当に火を使わせておいて大丈夫か。

ここも考えなくてはいけないポイントで…

火事を出すことのないよう、親が何ができるのか、どこまで何ができなくなっているか、を常に見極める必要がある気がしています。

往々にして高齢者は、「自分はまだ老いてない」とアピールしがち。

おそらく、遠くに離れていて、帰省のときに様子を見る程度だと、いわゆる「ぼろを出さないようにしている」こともあるんじゃないかと…。

そのあたりをしっかりと冷静に観察する必要があるのではないかな、と私は思っています。

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この記事を書いた人

ほぼ50歳になるマコです。若いときに比べて体力も落ち、体の線も変わると、選びたいファッションも変わるし… アラフィフになって思うことを書き綴っています。ダム好き。刑事ドラマ好き。千葉雄大好き。

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