Last Updated on 2023年9月24日 by maco
要介護度2、アルツハイマー型認知症中等度以上と言われている母。二世帯同居介護体験を綴ります。
今回は、好きなものはとことん食べ続ける…それがおせんべいだったという話。
おせんべいに目がない
母はクッキーやケーキなどの洋菓子が大好きでした。結構グルメで、いろいろなお店の洋菓子を買っては楽しんでいました。
しかし、ここ最近、「これ昔、母が好きだったな」というお菓子を買ってきてもそうでもない様子。
それよりも! それよりも!! おせんべいが好きすぎるのです。
1日におせんべい1袋はペロリ
ケアマネージャーに聞くと、「好きなものはやめられないんです。好きなものばかり食べてしまいますが、それもご本人のしたいことなので」。
しかし…これが本当にすぐなくなるのです。
1袋はとにかくペロリ。一番好きなのは 金吾堂製菓の「オリーブオイル仕立ての塩せんべい ハーブ&ビネガー風味」で、1袋はすぐになくなります。
もちろん私も毎日、食事作りのためにスーパーには行くけれど…おせんべいも意外と高くなっているし、毎日1袋…ってなかなか大変です。
おせんべいがご飯がわり
おせんべいが好きすぎるのはわかったよお母さん。…って感じなんですが、なんと、好きが高じて、食事を食べながらご飯のようにおせんべいの袋を開けています。
私「おかあさん!白いご飯食べたほうがいいよ!」と言うけれど、聞く耳持たず。
母「ああそうねえ、そうしよう」と言いながらおせんべいをむしゃむしゃ。
ちょっと、と止めていたのですが、それでも食べ物を食べているのはいいのかなと思い、最近は止めるのをやめました。
ケアマネージャーによると、「値段の高いおせんべいじゃなくていいんです。外から見て『おせんべいだ』とわかるものがいいです」。
ふむふむなるほどね…。でもこんなに食べるから、高級な包装のおせんべいも買いたくても買えないんだよね。
で、私は今日もスーパーに「おせんべいらしいおせんべい」「硬すぎないおせんべい」「個包装でわかりやすいおせんべい」を買いに行くのでした…。
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