介護

【体験談】認知症の初期症状が疑われる母と「もの忘れ外来」へ

認知症の初期症状が疑われる母と「もの忘れ外来」へ。

最近、認知症状ではないかと思うふしが見られた80歳の母。

どうすればいいんだろうかと思い悩んだ末、「プロの目で見てこれが認知症のどの段階なのか教えてもらいたい」と思い、近所の「もの忘れ外来」に予約を取りました。

費用は1割負担で3000円弱でした。

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認知症の初期症状とはどんなもの?

認知症の初期症状としては、このようなものが挙げられます。

【認知症初期症状チェック】

  1. 同じことを何回も話す・尋ねる
  2. 物の置き忘れが増え、よく捜し物をする
  3. 以前はできた料理や買い物に手間取る
  4. お金の管理ができない
  5. ニュースなど周りの出来事に関心がない
  6. 意欲がなく、趣味・活動をやめた
  7. 怒りっぽくなった・疑い深くなった

 

「同じことを何回も話す・尋ねる」「物の置き忘れが増え、よく捜し物をする」に当てはまる場合は、記憶障害が疑われます。

「以前はできた料理や買い物に手間取る」「お金の管理ができない」場合は、物事を順序立てて考えたり実行したりすることができない実行機能障害が疑われます。

「ニュースなど周りの出来事に関心がない」「意欲がなく、趣味・活動をやめた」といった意欲低下は、認知症の初期にみられる特徴的な症状です。

「怒りっぽくなった・疑い深くなった」場合は、認知症の症状によって物事がうまくいかない心理的な要因が影響していると考えられます。たとえば記憶障害によって、財布などの置き場所がわからなくなると不安感が増し、疑い深くなります。

(引用:NHK 健康ch『認知症の原因・初期症状セルフチェック 進行を遅らせるリハビリ』

 

「もの忘れ外来」の付き添い家族として失敗したこと


「もの忘れ外来」は、近所の脳神経外科にありました。

予約を取っていってきたのですが、まず私は、母をまだ「ある程度しっかりした大人」として見ていたため、子供を病院に連れていくときのように、私が母のすべてを説明しなくてはならないとは考えていませんでした。

私が失敗したなと思ったのは以下の点です。

✔ 母の既往症を私が把握できていない

✔ 母の血液検査の結果の最新のものがない

✔ いつから症状が出ているかを私がきちんと説明できなかった

✔ 病院に行くにも付き添いが必要なレベルになっていた

母がちょっとおかしいとは思っていたのですが、まだちゃんと受け答えができると信じていたのだと気づかされました。

そして…

いつの間にか、私の保護者が母ではなくて、母の保護者が私だったでした。

1) 母の既往症を私が把握できていない

問診で、母に対して先生がどんどん質問をしていくのですが、私は母の付き添いとして病院に行くことは整形外科程度だったため、母のとんちんかんさに、このとき気づかされました。

「先生、私、太りたいんです。どうしたら太れますか」と脳神経外科の先生に母がしきりに聞くのですが、それを聞いて青ざめました。

というのは。

母は15年ほど前に、病気で胃を切除しています。

そのため、食事をしても太れなくなってしまったのですが、母は、自分がその病気をしたこと自体を忘れていました!

少し前までは「私は手術をしたから痩せたままで太れないの」と言っていたのに、いつの間にか、本人が手術をしたことを忘れていました

 

まさか、母が自分の既往症を忘れたとは思っていなかったし、私もそのころは育児に追われて、母の手術はノータッチだったので、母の病気と手術がいつだったかも把握できていませんでした。

認知機能が低下すると、忘れるわけないだろうという印象的な出来事さえ忘れているのですね。

既往症や体調などの把握は、家族がしないといけないんだと思わされました。

 

子どもの既往症はわかりますが、母がしっかりしていたときは、当然母が管理していたこと。

私が把握しなくちゃという気持ちはなかったんです。

かといって、母に聞いたって忘れてる…一体誰に聞けば…(-_-;)

当時の病院?どこだろ… (ノД`)・゜・。

 

2) 最新の母の血液検査の結果表がない

母の保険証、医療証セットにしていたファイルには、血液検査の結果が挟まれていたのですが、最近のものとばかり思っていたら、1年前のものでした…。

やっぱりこういう書類関係も当然私が整理しないといけなかったんですね…。

書類の管理が苦手で、家族のプリントで手いっぱいな私。

これからは母のことまで…( ;∀;) ううう、あまり抱え込みたくないのに…。

3) いつから症状が出ているかを私が説明できなかった

認知機能が低下しているような症状をはっきり説明…できるはずが、

私が忘れています。

 

いつごろからどんな気になる症状が出ているのか、それがそもそも漠然としすぎていました。

そうです。私の方も、記憶力が低下しているので、はっきりと母の症状を説明できないんです。

最近いろんなことがありすぎて、もう記憶できる範囲を超えていました。私自身の頭が。

ダメですね…このあたりも、私の甘さだなと思いました。

母のことを観察できていない証拠ですね…。

でもブログって、いざという時、書いておくと役に立ちますね。

日付がわからないことを1年前に書いていたのを思い出しました。

これからも、何かあったら逐一記録しておかないと私が忘れる、と漠然と思いました。

脳神経外科の先生、あまりに早口で怖すぎて、すごく問診がつらかったんです。

私も母もふたりしてボケボケしているからイライラしたのかもしれないけれど、もうもう本当に針のむしろのような時間でした。

 

だだだだだだっと矢継ぎ早に母に、そして私に質問してきて、しどろもどろしていると起こられるレベル。

本当はもうあそこに行きたくない…。かんがえよ。

 

4) 病院に行くにも付き添いが必要なレベルになっていた

仕事がなかなか休みの取れない会社で、母もまだしっかりしているような気がしていたので、病院の付き添いは、もし私が仕事で行けなければ、ひょっとしてまだ必要ないかなとも思っていました。

以前、母が病院に行ったとき、私は新しい仕事の研修でどうしても抜けられず、その後お医者さんからも電話をもらい、説明を受けていたので十分かと思っていたんです。

 

しかし、母から大事な情報が全く伝わっていないことがわかりました。

今回、胃の切除をしてからというもの、ひょっとするとその病気が原因で貧血が起きやすくなっていて、それがまた別な重篤な症状を引き起こすかもしれない、ということを言われたんです。

私にとっては初耳でした…。

これじゃ、毎回病院に付き添って行かなくてはならないではないですか!

ううう、仕事続けられるのかな…(ノД`)・゜・。

 

なんとかここをクリアしないといけません。

私の中ではなんとなく、介護等級を今の要支援2から要介護に上がったら、少しでも生活サポート(ヘルパーさんなど)が増えて楽になる…と思いました。

 

しかし認定の見直しは、いつおねがいすればいいのか…。

まだ元気な部分は元気だと思うし…。



「ものわすれ外来」の内容と結果、受診の感想

もの忘れ外来に行ってわかったことは、

「認知機能は低下してきているようだ。

これからは家族が頻繁に刺激を与えてください」

ということでした…。

MRIの検査

脳の萎縮が若干見られるということでした。

簡単なテスト

母だけ別室に呼ばれ、看護婦さんから認知機能をチェックするためのテストを受けたようです。

その後医師からの問診で、その内容を伝えられました。

「文脈を理解することはできていますが、今日が何日、何曜日、今いる場所がどこで何をしているのか、といった基本的なことがわからなくなっている」と言われました。

去年も同じようなことで悩んでいたけれど、それは改善されず、さらに悪化したのかもしれません。

…にしても、お医者さんは本人の前ではっきりと「認知機能が低下してます」とかいうんですね。

認知機能が低下していない人なら、すごく嫌なんじゃないかと思ったけど…。

母は、ちょっと劣っていると思ったから、ハッキリ言っても大丈夫と思われたんでしょうかね?(苦笑)

そして言われたこと…

「このままどんどん認知機能が低下していかないように、日中も家族が頻繁に刺激を与えてください」…。

大変だ…!子供の世話がだんだん手が離れてきたかなという段階になって、今度は母か…( ;∀;)

「もの忘れ外来」は認知低下の程度をチェックするだけ?

今回、脳神経外科のもの忘れ外来を予約して行ってきたのですが、

「定期的に通うというより、認知機能の低下の程度をチェックするだけ」という印象を持ちました。(私たちの行った先生だけかもしれませんが)

 薬が出ない(薬効があるとも言えない部分があるらしい)

 次回の外来の予約を聞かれないで単発って感じ

なんでだろう?

定期的に見たところで、認知機能をチェックするだけで、それを阻止することはできないからでしょうか。

困りますよね…。

なすすべもないまま、家族が押しとどめろということなのでしょうか…。

 

介護保険の認定調査などで、助言をくれるかかりつけ医になってくれるのかと思っていましたが、今回の先生にはそれは見込めないと思いました。

(あくまで、母のかかった先生の話です!)

 

「同じことを何度も聞く」「必要のないものを頻繁に買う」「お金の管理ができない」など、認知症が疑われる症状のある方も、なるべく早く受診してください。

「認知症だとはっきりさせるのが怖い」「認知症だとわかった時点で人生が終わってしまう」といった思いから、受診をためらっている方もいるかもしれませんが、認知症になってもあきらめることはありません。

以前は1種類だけだった認知症の治療薬も、現在では4種類5剤のお薬が使用可能であり、完治は難しいものの進行を緩やかにすることは目指せます。

(引用:人間ドックのここカラダ『認知症かも…と思ったら物忘れ外来』より)

 

↑ このサイトの先生は「認知症のための薬は何種類かある」って言ってますね…。

先生探しもちゃんとしたほうがいいのかもしれないです。

 

認知症の進行を遅らせるリハビリとは

家族が認知症の進行を遅らせるためには。

NHK健康chのサイトでは、このようなことが認知症のリハビリとして効果的と書かれています。

料理や掃除、洗濯などの家事をうまく工夫すれば、自宅にいながらでもリハビリを行うことができます。高度な記憶力や複雑な判断力がないと家事はスムーズに行えません。しかし、家族と一緒に行うと、家事を分担できることがあります。家事を分担することができれば、達成感や自信を得られるので、日常生活に張り合いができます。

家事を一緒に行うときのポイントは、以下の4つです。

  1. 1つ1つシンプルにお願いする
  2. うまくいっていることを伝える
  3. さりげなく手伝う(失敗を防ぐ)
  4. 感謝の気持ちを伝える

 

たとえば、カレーライスを作る場合、「じゃがいもとにんじんを包丁で切ってね」というように、「切る」という1つの作業をお願いします。切り終えたら「上手だね!」などとうまくいっていることを伝えましょう。作業が止まり戸惑っている場合は、「次はにんじんを切るんだよね」などと、次の手順を先回りして伝え、さりげなく手伝います。

1つの作業をやり終えたら、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。自分が必要とされていると感じることで家事に対する意欲がわき、次の行動につなげることができます。こうして自分の居場所や役割を生活の中で感じてもらうことが大切です。

(引用:NHK健康ch『認知症の原因・初期症状セルフチェック 進行を遅らせるリハビリ』

まだまだいろいろとしなくてはならないことがあふれている私の日常には、こんな風にじっくり、母に付き合えるための時間はなさそう…。

( ;∀;) あーーーーー困ったもんです。

 

ABOUT ME
maco
ほぼ50歳になるマコです。若いときに比べて体力も落ち、体の線も変わると、選びたいファッションも変わるし… アラフィフになって思うことを書き綴っています。ダム好き。刑事ドラマ好き。千葉雄大好き。